2017年12月1~3日に開催のイベント「TAMASHII NATION(魂ネイション)2017」開催記念商品に、「超合金魂 GX-70CN マジンガーZ D.C. CHROME NOIR」が登場。本アイテムは「超合金魂 D.C.(ダイナミック・クラシックス)」第1弾として、今年1月に発売された「マジンガーZ D.C.」のブラックバージョンである。商品名に冠された「CHROME NOIR(クローム ノワール)」の魅力を、超合金研究の第一人者でもあるアニメーション研究家の五十嵐浩司氏に語って頂いた。
※購入方法は「事前購入・会場受け取り制」となります。詳細は記事の最後をご参照下さい。
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なります。
※画像はクリックで拡大されます。
1978年に「デラックス超合金 勇者ライディーン」のブラックバージョンが発売されてから、約40年。ブラックラィディーンのダイキャストボディにブラックメタルのコンビネーションは、大人の嗜好品をモチーフとしている。そのため、超合金のブラックバージョンは、常に大人に向けたアイテムとして世に送り出されてきた。
そして、その到達点となるのが、この「超合金魂 GX-70CN マジンガーZ D.C. CHROME NOIR」である。ブラックメタルという基本色を継承しつつ、シルバーメッキを掛け合わせることで、より鋼鉄そのものをイメージさせる仕上げとなった。全身に満ちるメタリックの輝き、これぞまさに“くろがねの城”――。マジンガーZというロボットが実在するととしたら……? そんな視覚的なリアリティさえ覚えるカラーリングが誕生したのだ。
大人の鑑賞に耐えうるブラックメタルのプロダクトが、いま極まる!!
メタリックの輝きを強調するため、あえてゴールドは差し色としての扱い。頭部レーダー、ジェットパイルダー、ジェットスクランダーに用いられている。
アングルによっては全身がブラックメタルに見えてしまうほど、ブラックとシルバーの組み合わせが馴染んでいることがわかる。
ジェットパイルダーとジェットスクランダー。主翼のシルバーメッキにも注目いただきたい。
また、スクランダーは主翼にサザンクロスナイフが搭載される以前のTV劇中仕様を再現しており、発売済みの「GX-70 マジンガーZ D.C.」「GX-70VS マジンガーZ D.C. 対デビルマンオプションセット」いずれとも異なるバージョンとなっているのも見逃せない。
ディスプレイ台座はクリアー成形となっており、まるでスポットライトを当てたかのような効果を出している。
君は本当の”くろがねの城”を目撃する!
文・五十嵐 浩司(いがらし こうじ)
アニメーション研究家。編集プロダクション「タルカス」に所属し、映像ソフトのブックレットや「超合金魂計画」などの玩具書籍を数多く手がける。超合金の歴史に精通し、「超合金魂 D.C.」シリーズには企画協力として参加。2017年8月には、アニメと玩具の関係を記した「ロボットアニメビジネス進化論」(光文社新書)を上梓した。
※文中一部敬称略
http://www.toysdaily.com/discuz/forum.php?mod=viewthread&tid=257519&extra=page%3D1&page=6